2007年04月09日

新入社員

『地域金融機関が相次いで初任給を引き上げる。地銀大手は2008年4月入行の大卒社員から初任給を上げる。大量採用を続けるメガバンクに対抗する狙いだ。地元の有力企業も初任給を上げている。優秀な人材を巡る争奪戦が激しくなってきた。』

『百貨店大手が今年4月入社の大卒社員の初任給を相次いで引き上げる。大卒社員の採用拡大に向けて金融や製造業などで初任給の引き上げが昨年から活発化しており、その流れが流通業にも広がってきた。』

『電鉄系は店舗が都市部にあり大手と採用が競合することから「大手や異業種にひけを取らない水準にした」(電鉄系首脳)としている。』
多くの会社では4月2日が入社式でした。

数十人、数百人も採用する会社もあれば、一人、二人の会社も。

新入社員は100%と言って良いくらい、「よし!この会社でやってやるぞ!」という独特の心意気を持っています。

しかし、数ヵ月、数年と時が経つにつれて段々としぼんで行きます。
何故でしょう? それは・・・社員自身で成長が感じられる仕組みがないからです。

といったところで、新入社員に係わる最近の報道では、『初任給を引上げる』といったものがあります。

金融業、製造業に続き百貨店でも引上げに入ったそうです。金融業界ではメガバンク、百貨店では同業他社等、「他社にひけを取っては今後の採用に響く。」といった判断があったのでしょう。また、好景気による資金的な後押しもあったと思われます。それから、人材確保の観点からも考慮されたことでしょう。いずれも1,000円〜4,000円くらい。

では、中小企業はどうでしょう。
「こりゃイカン。」と慌てて引上げをすると大変なことになるおそれがあります。

“新入社員の”賃金引上げがクローズアップされていますが、多くの会社では賃金表があります。一番したである末端を引上げると言うことは、それよりも上の級も同時に引上げないとバランスが取れなくなります。

仮に、バランスを取ろうとした過程で最後の等級部分まで引上げざるを得なくなると、退職金の計算式如何では、退職債務が増加することも考えられます。

また、今は好景気で資金的に余裕が出てきたかも知れませんが、景気に波はつきもので、また落ち込むことも考えられる。そうなった場合に引き下げることは困難になります。

昔から「賃金はモチベーションの向上にはつながらない(ハーズバーグ)」とあります。

バブル当時も賃金がどんどん上がっていました。その当時は、「賃金が増えるにこしたことはないが、それよりも休みが欲しい。」とか、「達成感や“良くやった”と認められたい。」といった生活と心の部分が大切である、とされていたはず。

賃上げだけが、人材確保のポイントでしょうか。
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posted by カエル at 09:42| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 報道から考えること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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