2007年01月04日

コッソリと更新

「第3章に入ります。」なんて、何事もなかったようにブログ再開です。まぁ色々とありまして、今回はスルーでよろしく。

第3章は、昨年11月からの報道と密接に関わっていますよ。

第3章・・・従属的自営業者の扱い及び非典型雇用の均等待遇
第1節 従属的自営業者の扱い

第18条 自己の危険と計算のもとに業務に従事している者が、特定の者との間の労務供給契約に基づき一定期間継続して専属的に当該業務に従事し、当該業務が他の者による代替が不可能である場合には、その業務の実態に即してこの法律の規定が適用又は準用されるものとする。

昨年の報道で、『アルバイトから一方的に個人事業主扱いへ』というものがありました。
アルバイトとして採用された後、1年ほど経過した時に業務委託契約書にサインさせられ、いつの間にか個人事業主扱いとされてしまった。社会保険の適用を受けていなかったことはもとより、直接雇用ではないため長時間労働や休日出勤手当てすらも受けていなかったというものです。

「いやぁ〜よくこんなこと思いつくなぁ〜。」と変に関心してしまった報道でした。

報道によれば、組合を作って提訴に踏み切ったので発覚したことですが、他にもある事例でしょうか。喜ばしいことではありませんね。

請負に関しては、会社で請負う・個人で請負う等、様々な形態がありますので、それぞれの実態について判断しなければならないのですが、この報道の内容は、この条文で防げる(というか歯止めになる)と思われます。

条文の『一定期間継続して専属的に当該業務に従事し』とは、どういう意味でしょうか。
先ず“専属的に”とは、通常は複数のお客さんのお仕事を受けて売上が上がるのですが、売上の大半(1日のお仕事の殆ど全て)をその会社で働いて上げている。つまり、その会社で働いて生計を立てているとみなされる状態を言います。一定期間については今のところ不明です。社会通念上、常識的な期間といったところでしょうか。中途半端ではすみません。

この条文が意味する大切なことは、『グレーゾーンを見逃さない』ことにあります。請負であれば、注文者(請負先)は労働基準法はもとより、社会保険の加入義務も逃れることができます。「その状態をずーっと続けることはダメですよ。」と言いたいのだと思います。

じゃぁ雇い入れればいいの? というと、そうでもないんですよねこれが。アウトソーシングも一長一短というところです。

請負・労働者供給・派遣・・・・紙一重の差なんです。

次回は来週です。←多分・・
posted by カエル at 21:45| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 労働契約法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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