2006年08月14日

労働契約法 試用期間の意義と期間 その3

世間一般では、お盆です。うちもお盆です。
うちには仏さんがあるので、毎年お坊さんがお経を唱えにいらっしゃいます。いらっしゃいますが、何時にお見えになるか分からないところが難点。

毎年、無駄だと分かっていても「何時ごろお見えでしょうか?」と尋ねるのですが、「多分午前中でしょう。」との答え。でも、午前中にいらしたためしがありません。ということで、毎年13日は1日中家で待機しなければなりません。買い物もままなりません。昨日は夕方5時頃にいらっしゃいました。

顧客を見ろよ、お寺さん・・・

今日は、第2項以降を見てみましょう。

2 前項に定める通知がないときは、試用期間は設定されなかったものとみなす。
3 労働契約の締結に際し、試用期間を定める場合においては、その期間は3ヶ月を超えることができない。但し、職務の性質上必要と認められる場合又は労働者の能力や適正について十分に評価することのできない客観的事情のあるときは、合理的な範囲内でその期間を超え、又は試用期間を延長することができる。
4 前項に定める期間を超える試用期間の定めは、その超える部分については無効とする。

『実際に働いてみないと分からないことを確認するための期間 = 試用期間』でしたよね。試用期間を設定する場合は、『通知』しなければなりません。
第2項は、この通知がなければ試用期間のつもりでもOUTとなりますよ、と言っています。つまり、最初から本採用とみなされることになります。

第3項は、期間の制限です。試用期間の長さは各社バラバラでした。3ヶ月とか6ヶ月とか。私が知りうる中では1年という会社もありました。労働基準法に試用期間の長さの基準がありませんので、バラバラになっていたのでしょう。

そのバラバラだった基準が、第3項では『3ヶ月』と初めて基準が設けられました。
でも、絶対に3ヶ月じゃなきゃダメ、というものではなく、延長も認められています。でも、認められるけれども、客観的事情がないと認められません。『客観的事情』、それは、誰が見ても「そりゃ延長しなきゃならんね。」という高度な共感が必要です。また、本人も納得がいくような具体的な説明も必要です。

まぁ、3ヶ月以上も試してみないと分からないなんて、私はナンセンスだと思っています。そんなに試さなきゃならんということは、採用の段階で見抜かなきゃならないと考えます。

そして第4項で、3ヶ月を超える期間は無効、と制限しています。

おそらく第3項が使われる事情というのは、そんなにないんじゃないかと思います。さっさと戦力になって頂かないといけませんから、採用時の面接が勝負です。
posted by カエル at 07:02| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 労働契約法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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