2006年08月09日

労働契約法 試用期間の意義と期間 その2

このところ、イベントが続いて疲れ気味です。

元々休みはあまりないのですが、かみさん曰く「あなたばっかり休んで・・・」と言われます。見解の相違は危機の予兆?

大丈夫でしょう。たぶん・・・

さて、先日は、試用期間というお試し期間(でも、実態はお試し期間とはなっていない)について少々解説をしました。
第16条第1項の後半部分に、試用期間を設ける際の手続があります。先日お話した『お試し期間』に近づけるための手続ですから、とっても大切になりますね。

試用期間満了の際に契約解除がありうること、試用期間途中でも解雇がありうること。

これらのことを試用期間が始まる前(つまり入社前)に“書面で”知らせて置きなさい、と条文にあります。試用期間の延長がある場合も同様に、“書面で”知らせて置かなければなりません。雇入通知書に記載しても構わないと思います。

ポイントは『口頭じゃ×』ということ。

この手続を取ることによって、『お試し期間に近づける』と見るべきでしょう。

事前にキチンと通知(試用期間満了の際に契約解除がありうる、試用期間途中でも解雇がありうる)さえしていれば、試用期間満了の際は「ごめん、あなたを本採用とすることは出来ません。さよなら。」が可能と思われます。

何故ならば、条文上は“契約解消”という文言を使っているため、解雇扱いとはならないようです(気になるところです)。
また試用期間途中の場合は、条文上もはっきりと“解雇”と言っていますので、従来通り、予告もしくは手当が必要となるでしょう。もちろん、これらの歯止めは次の17条にありますが。

内定通知からの流れを見ると、『内定(解約権留保付労働契約)⇒試用期間(仮契約)⇒本採用(本契約)』と考えるのが自然と思いますが、試用期間=仮契約 じゃないところが釈然としません。
posted by カエル at 07:14| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 労働契約法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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